SAMSUNG 470 series SSD 「MZ-5PA064」

先週から流通が始まったSAMSUNG 470 series SSDですが、こだわりのMONOさんがベンチマーク結果を紹介されているのをみて僕も64GB版の「MZ-5PA064」を購入してみました。(TSUKUMOで14980円でした)64GB版を購入したのは、 最近64GB以下のSSDが15000円弱で購入できるようになり、人気がでてきているからです。

MZ-5PA064は、SAMSUNGのサイトにもスペックがあがっていますが、128/256GB版とは異なり、公称ライト速度がMAX170MB/secと多少遅くなります。ただ、遅くなると言っても現状の64GBのSSDの中では、ほぼ最速のスペックの製品です。64GBのSSDでシーケンシャルライトが170MB前後でるのは、この製品と東芝のHG2、HG3、Jmicronのコントローラを使った製品ぐらいではないかと思います。

実際のベンチマーク結果ですが、ほぼスペック通りという感じでした。リードに関しては、128GB版とほぼ同じ性能ですが、ライト性能が全般的に劣っています。また、前作のSAMSUNG製SSDと比較すると、4KBのランダムライト速度が大幅に高速化されている点が目につきます。ただし、SandForce製のコントローラやCrucial、Intelなどでは、4KBランダムライトはもう少し高速なので、それらと比較するとこれでも遅めということになりますが・・・。


せっかくなので、もう1つ。雑誌等でよく使用されるベンチマーク「PC Mark Vantage HDD Test Suite」も行って見たのでその結果も掲載しておきます。比較用にCrucial Real SSD C300の64GBの結果も付けておきました。Crucialは、SATA Rev2.6接続とSATA Rev3.0接続の両方の結果を掲載しています。SATA Rev3.0は、Marvell製コントローラを使っています。結論からいうと、この製品、PC Mark Vantageのスコアは、僕が使用したことがある64GB以下のSSDの中ではトップです。


以上、ざっくりですが、本製品のファーストインプレッションをお伝えしておきます。現在、忙しいので時間が取れたときにでも速度落ちのテストを行ってみたいと思います。SAMSUNGの1世代前の製品では、激しく速度落ちしましたが、今回の製品がどうなっているのかテストしてみたいと思います。

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