TOSHIBA dynabook R731をSSDに換装する場合の注意点
先月購入したTOSHIBA dynabook R731/37Cですが、その後、内蔵のポートを引きずり出すためにSATAのオスメス変換(要は電源部分を含んだ延長ケーブルです)やeSATA->SATA(電源部分含む)変換ケーブルを購入し、簡単にチェックを行ってみました。今回は、それでわかったことをレポートします。R731のHDDをSSDに換装する方は、参考にしてください。
まず、もっとも重要な点ですが、僕の購入したR731/37Cの内蔵SATAポートは、SATA Rev3.0(600MB/sec)非対応でした。このため、Micron Real SSD C400やVertex3などのSATA Rev3.0対応SSDを接続しても300MB/secの速度でしかリンクアップしません。速度ももちろん、最大でも260MB/sec前後で頭打ちとなります。R731が採用しているHM65Expressは、SATA Rev3.0対応ポートを2個サポートしていることになっていますが、R731では、なぜかこれを殺しているようです。
次にR731で使用できるSSDですが、きちんと収まることを確認したのは、Micron Real SSD C400(Crucial m4)、東芝純正品(HG2、SG2)、Intel 510の3製品です。また、チェックはしていませんが、Intel 320とかも問題なく入ると思います。Vertex3は、前述の製品よりも微妙に筐体が大きいため、四隅にあるゴムにあたってしまい、そのままではうまく収めることができませんでした。
加えて、ネットでは、7mm厚のものでないとダメなようなことが書かれている掲示板もあるようですが、厚みもそのまま何もしなくても問題なく入っています。
さらに、R731では、HDDEraseを使用することはできませんでした。これは、SATAの動作モードの設定が、「IDE Native」「AHCI」の二種類しかないためです。R731でSecureEraseを行いたい時は、Linuxから「hdparm」使うしかないと思われます。
まず、もっとも重要な点ですが、僕の購入したR731/37Cの内蔵SATAポートは、SATA Rev3.0(600MB/sec)非対応でした。このため、Micron Real SSD C400やVertex3などのSATA Rev3.0対応SSDを接続しても300MB/secの速度でしかリンクアップしません。速度ももちろん、最大でも260MB/sec前後で頭打ちとなります。R731が採用しているHM65Expressは、SATA Rev3.0対応ポートを2個サポートしていることになっていますが、R731では、なぜかこれを殺しているようです。
次にR731で使用できるSSDですが、きちんと収まることを確認したのは、Micron Real SSD C400(Crucial m4)、東芝純正品(HG2、SG2)、Intel 510の3製品です。また、チェックはしていませんが、Intel 320とかも問題なく入ると思います。Vertex3は、前述の製品よりも微妙に筐体が大きいため、四隅にあるゴムにあたってしまい、そのままではうまく収めることができませんでした。
加えて、ネットでは、7mm厚のものでないとダメなようなことが書かれている掲示板もあるようですが、厚みもそのまま何もしなくても問題なく入っています。
さらに、R731では、HDDEraseを使用することはできませんでした。これは、SATAの動作モードの設定が、「IDE Native」「AHCI」の二種類しかないためです。R731でSecureEraseを行いたい時は、Linuxから「hdparm」使うしかないと思われます。
あらら、残念なことになってますね。実際にSATA 6Gbps対応か否かは製品を選ぶ上で重要事項の一つだと思うのですが、現状はエンドユーザーのレビュー情報しかないというのは如何なものかと。売る側で仕様上明記して欲しいものです。
返信削除確かにご指摘の通りですよね。
返信削除僕もHM65なので当然SATA 6Gbps対応だろうと思っていましたが、蓋を開けてみると、あらびっくりという感じでした。ただ、これが、BIOSレベルでSATA 6Gbps対応を殺したものなのか、物理的にSATA 3Gbpsのポートを使用したものなのかは不明です。前者ならBIOSの更新とかでSATA 6Gbpsでリンクアップするようにいくらでも設定できるわけですが。そうだとしても、対応BIOSがリリースされることは一般的にはないでしょうね。
私はレッツノートのCF-S10にMicron C400を換装して、リカバリーディスクからクリーンインストールしてみました。S10にしたのは、チップセットがIntel QM67(6 Series Chipset)だったのです。SATA3(6Gb/s)が使えると思い込み、C400を同時に購入しました。ところが、速度はRead:268MB/s、Write:217.9MB/sと出ました。レジストリでmsahciとiastorVのStartの値を3から0に変更してみましたが変化ありませんでした。SIWで、Advanced Format Supportが「いいえ」になっているのがおかしいとにらんでいるのですが、レジストリの書き加え方がわかりません。もしも、ご存知でしたらご教示ください。
返信削除匿名さんへ
返信削除>SIWで、Advanced Format Supportが「いいえ」になっているのがおかしい
この項目ですが、おそらく、HDDのAFT(4KBセクタエミュレート)のことだと思います。なので、SSDの場合、「いいえ」で問題ありません。
また、S10の速度を見る限り、SATA Rev2.6(3Gbps)でリンクアップしているのではないかと思います。この場合、僕の購入したR731と同じで、SATA 3.0(6Gbps)でのネゴシエートをBIOSレベル(またはコントローラのファームレベル)で無効に設定している可能性が高いと思います。
SATA 3.0対応のコントローラは、ネゴシエート速度に1.5Gbps、3Gbps、6Gbpsの3種類があり、コントローラのファームですべての速度でネゴシエートを試みるように設定することもできますし、3Gbps以下でしかネゴシエートしないように設定することもできます。
BIOSやファームレベルでネゴシエート速度を制限されている場合、Windowsのレジストリをいじる程度では、その制限を解除できないと思います。
初めまして
返信削除9月くらいにB731という、R731の法人向けバージョンを買い、自分でA-DATAのS511に入れ替えしました。
その時はこちらの記事と同じような数字しか出なかったのですが、今日測ってみたらSATA3.0にふさわしい数字が出ました。
なんだかよくわからないのですが、知らないうちにアップデートされてたんでしょうか
CDMでSATA3.0相当の数字が出た件について
返信削除すいません。今日測ったら何故かCDM計測結果、270MBが上限に戻ってました。
昨日は何度測っても450MB以上の数字が出たのにどういうことなんだろう。コメ欄汚し申し訳ないです
R731/Cという企業向けモデルですが、IRSTのバージョンをあげ、
返信削除スリープ復帰後に6Gbpsでリンクしました。
11.7で確認しました。
出荷時のIRSTだと3Gbpsのままです。
情報ありがとうございます。
削除僕の方でもテストしてみました。
確かにスリープから復帰すると6Gbpsでリンクしますね。
普通にブートしたときにも6Gbpsでリンクしてくれれば嬉しいのですが、さすがにそうはなってくれませんが。
情報ありがとうございました。
↑情報ありがとうございます。
返信削除R731/Bでも6Gbps設定できました。
R731/W2MCとIntel 335の組み合わせで、スリープ後に
返信削除6Gbpsのリンクすることを確認しました。IRSTは11.7
です。ご参考まで。
BIOSを最新版(V3.90)にすると6gbps出ますか?
返信削除一旦スリープに落として、復帰すると6Gbpsでリンクします。ただし、起動時は、3Gbpsのリンクとなります。
削除最新は非公式ながらV4.00というものがあります。
削除今年の始めに調子悪くなって修理出したら、V4.00になって戻りました。
それでも起動時は3Gbpsです。
起動時6Gbpsがどうしても欲しいならR732にするしかないでしょう。